SPR工法(管更生工法)

老朽管の内側を
スパイラル状に包んで再生!

SPR工法は管内側に塩ビ製プロファイルの更生管を築造。
既設管・更生管・裏込め材が一体化した強固な複合管として再生させます。

どんな断面でも対応!

円形・矩形・馬蹄形をはじめあらゆる断面形状の管路の更生ができます。

通水しながら施工が可能

下水を流しながら施工が可能なため、本管内の仮排水は不要です。

強固な複合管として更生

更生管は、裏込め材がリブの間に食い込む独自構造でアンカー効果を発揮し、更生管・裏込め材・既設管が一体化した強度のある複合管として更生されます。

SPR工法の原理

1.元押式SPR工法

プロファイルを既設マンホールから製管機に供給。マンホール内に設置した製管機にプロファイルを押し込むことにより、既設管内に製管していきます。 

2.自走式SPR工法

プロファイルを既設マンホールから製管機に供給。製管機は既設管内で回転しながら製管していきます。

3.SPR-SE工法

SPR-SE工法はプロファイルによる更生管だけで自立強度を確保。既設管の強度を期待できないような老朽管でも更生できます。鉄筋コンクリート管、強化プラスチック複合管、コルゲート管などあらゆる管種に適用可能です。
また、下水を流しながら施工ができる唯一の「自立管」製管工法です。

非開削で既設管を水密性抜群の管にスピード更生。
自走式製管で形状、口径、勾配、長距離、曲線に
フレキシブルに対応。



█ 非開削で施工できる

60cm程度の開口部や既設分水工を利用して機材や資材が搬入できるため、開削は全く不要です。交通障害や周辺環境への影響を最小限に抑えることができます。

█ 抜群の水密性で圧力更生管を完璧にクリア

プロファイルは経年劣化がほとんどない硬質塩ビ製です。しかも、独自のリブ形状の二重ロック機構とシール材の圧接により、抜群の水密性を発揮します。漏水を確実に止めると共に侵入水を遮断します。

█ 既設管径5000㎜の大口径管をはじめ円形、矩形、馬蹄形などあらゆる管の更生が可能

元押式SPR工法では適用既設管径が円形:250~1500㎜、自走式SPR工法なら適用既設管径が円形:800~5000㎜/非円形:900~1600㎜。SPR-SE工法では適用既設管径が円形:450~1650㎜。
さらに、あらゆる断面形状の管路に沿った更生管を築造できます。

█ 長距離施工が可能

既設管内を製管機が自走しながらプロファイルを製管していく方式(自走式SPR工法/SPR-SE工法)のため、製管距離の制限はありません。

█ 通水しながら施工が可能

作業に支障のない水量なら通水したままで製管できます。

█ 部分施行にも対応可能

管路の途中からでも製管が始められ、任意の位置で停止させられるため部分施行ができます。また、次年度工事で部分施工後の管との接続もでき、施工の再開が可能です。

█ 廃棄物が出ない

非開削かつ既設管を生かして更生するため、産業廃棄物の発生がありません。

█ より強い管路に生まれ変わる

プロファイルによる更生管と既設管との間に裏込め材を充填して更生管を固定するため、更生後は新管と同等以上の管に復元し、内水圧や上載加重に対しても十分な強度を発揮します。

█ 耐久性、耐震性に優れる

プロファイルは硬質塩ビ製のため耐食、耐摩耗性に優れ、長期にわたって安定した性能を維持します。また、地震による地盤変動にもプロファイルの嵌合部の伸縮により変位を吸収して、管路機能を維持します。



ご相談はこちらへ

SPR工法による施工フロー

神野建設では、老朽化した排水管に対して
「SPR工法」を用いた管更生施工を行っています。
既設管のさまざまな形状、口径、勾配、距離、曲線などにフレキシブルに対応する上、
工期の短縮と経済性の向上、環境への配慮が同時に実現する、と好評です。

▼詳細は各フローをクリックタップ

事前調査


施工計画

既存管内の劣化状況を調査します。管口径が小さい場合は自走式のカメラで管内を撮影します。

製管機搬入


組立

元押式の場合はマンホール下底に、自走式の場合は施工する管路内に製管機を搬入し、組み立てます。

製管

管内に送られるプロファイルを製管機がらせん状に更生管を築造していきます。

浮上防止

裏込め材注入の際に更生管が浮き上がらないようにします。自走式SPR工法の場合は浮上防止を兼ねて支保工を行います。

裏込め材注入

既設管と更生管の間に裏込め材を注入します。SPR工法で使用する裏込め材は一般的なモルタルではなくSPR工法用に開発された特殊モルタルです。以下の特徴があげられます。
1.耐久性に優れ、安定した強度が得られる
2.モルタルが膨張して更生管と一体化し、硬化後の収縮がない
3.既設管との付着力が高く止水性に優れる
4.水中に注入しても分散しない
5.水中で水を押し出しながら細部まで注入できる

アフター
フォロー

プロファイルは硬質塩ビ製で耐食、耐摩耗性、耐震性に優れており、長期にわたって安定した性能を維持します。ほぼメンテナンスフリーと言っても過言ではないでしょう。それでも、神野建設は施工後のアフターフォローを続けます。部分施工後の施工延長や、別の排水管の更生など、遠慮なくご相談ください。

最新特殊工法が課題を解決

神野建設は様々なニーズにお応えするために日々研鑽を重ねています。
特に最新技術導入への挑戦と研究に力を注いでいます。
今回ご案内している「SPR工法」は老朽化した既設管内に
硬質塩ビ製のプロファイルによる更生管を築造し、
その間に裏込め材を注入することで既設管と更生管と裏込め材が一体化した
強固な複合管として再生させる画期的な工法です。
下記のようなご要望・ご心配をお持ちでしたら、是非ご検討ください。

  • 排水管の配管形状が直線ではない。
  • 農業用のパイプラインを更生したいが、配管距離が長い。
  • 既設管口径が5000㎜の大口径。
  • 排水管の断面形状が円形ではない(矩形、馬蹄形、など)。
  • 排水管の更生を短工期で終わらせてほしい。
  • 排水管の更生を低予算でお願いしたい。
  • 排水管の設置から20年以上が経つ。
  • 排水管の上に街路樹等の樹木が植えられている。
  • 近隣地で土地の陥没があった。
  • 地域環境への配慮を具体的にPRしたい。

よくいただくご質問

他社との相見積もりは可能ですか?

可能です。
ただし、SPR工法を導入している企業が全国でも少数であることをご承知おきください。

全国的にも少ない企業しか導入できていない最新工法が、なぜ低価格でできるのですか?

一般的な管更生工事は土地を開削して埋設管を撤去し、新しい管を埋設する、という作業を行います。
そのため費用はもちろん、時間もかかってしまいます。
神野建設のSPR工法は土地の開削を行わず、既設管の内側に更生管を造る工法ですので、工期も価格も従来工法よりカットできるのです。

施工期間中は排水を止めなければならないでしょうか?

SPR工法は通水しながらの施工が可能です。
そのため、本管内の仮排水をする必要もなければ、施工のために業務を中断する必要もありません。

施工依頼を検討するので、もっと具体的に詳しく知りたいのですが。

担当者からより詳しく具体的にご説明させていただきます。
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また、よくいただくご質問とその回答をまとめたページもございますので、併せてご覧ください。

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