アルファライナー工法(管更生工法)

既設管内に挿入した更生材を光で硬化!
強度の高い更生管を形成!

アルファライナー工法は老朽化した既設管内に挿入した更生材を密着させ、
UVライトを照射することで硬化、
GFRP(ガラス繊維強化プラスチック)の更生管を形成する方法です。

短い施工時間

開削して既設管を除去、新管を埋設する従来工法と比べ飛躍的に工期が短縮されています。また、光硬化は環境温度の影響を受けず、夏場でも冬場でも硬化に要する時間は変わりません。

100m以上の長延長にも対応

革新的な更生材、アルファライナーはドイツから技術導入し国内仕様に合わせて改良したものです。従来の光硬化型更生材をさらに薄く強く改良することにより、従来より大きい800㎜までの大口径と100mを超える長延長に対応しました。

経済的

開削せずに管更生を行う工法であるため、低コスト・短工期を実現しています。また、更生材の呼び径や厚さは施工現場の諸条件に合わせて任意に設定できるため経済的な設計ができます。

アルファライナー工法の原理

施工現場の諸条件に合わせて設計・製造された更生材「アルファライナー」を既設管内へ挿入し、圧縮空気を送り込み既設管内部に密着させた後、特定の波長領域の光を照射する光硬化装置更生材を硬化させます。
このようにして、所定の強度と耐久性を確保したGFRP(ガラス繊維強化プラスチック)の更生管を形成します。

安心・安全な、高強度・高品質管更生工法。



█ アルファライナーの構造

腐食に強い耐酸性ガラス繊維と光硬化性樹脂で構成されたライナー本体を保護用のフィルムで密閉した筒型の形状です。

█ アルファライナーの基本物性

アルファライナーは長期間にわたる厳密な性能試験を重ねてその品質と性能を確認しています。
試験は基本物性、長期性能、水利性能、耐震性能、水密性能など他項目にわたりました。



ご相談はこちらへ

アルファライナー工法による施工フロー

神野建設では、老朽化した排水管に対して
「アルファライナー工法」を用いた管更生施工を行っています。
高強度・高品質な管更生と同時に、
工期の短縮と経済性の向上、環境への配慮が実現できる、と好評です。

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管渠内洗浄

既設管内のゴミや小石などを高圧ジェット水で徹底的に除去します。


既設管内
調査

洗浄後、TVカメラを挿入し突起物や侵入水の有無を確認します。


引込工

老朽化した既設管内部へ更生材を引き込みます。後端部側のマンホールから更生材を挿入、先端部側のマンホール上では小型ウィンチで更生材の先端に取り付けたロープを引き上げます。続いて、後端部から光硬化装置をライナーの中へ挿入し、ライナーの両端にエンドパッカーを装着します。光硬化装置は特定の波長領域の光を照射するUVライト6灯で構成されており先端部にはTVカメラが設置されています。


拡径工

エンドパッカー装着後、圧縮空気を送り込み更生材を膨らませて既設管の内側に密着させる「拡径」を行います。

硬化前
更生材

内面確認

光硬化装置の先端に内蔵されたカメラで拡径したライナーの内部の状態を確認します。万一以上が確認された場合は作業を中止し、適正に対処します。


硬化工

硬化前更生材内面確認で異常がなければ、ライナー先端部から光を照射し徐々に移動させながら光硬化作業を始めます。光硬化装置の移動速度はライトの能力やライナーの仕様などによって異なりますが、すべて施工車内のコンピュータで制御されています。
また、光硬化工法は環境温度の影響をほとんど受けず夏場でも冬場でも硬化に要する時間は変わりません。
そして、硬化に蒸気等を使用しないため、co2を発生せず環境にも優しい工法です。

仕上げ材

モルタル
塗布

マンホール内壁と更生管の端部を継ぎ目がないように処理します。更生材の端部を切断しモルタルで段差を埋めます。アルファライナーは硬化後の収縮が極めて小さく仕上げ作業を即時に行っても収縮による不具合が発生しません。そのため施工時間の大幅な短縮が可能です。

取付管口


穿孔工

施工区間に取付管がある場合はロボットカッターによる取付管口の穿孔を行います。
まず、自走式のTVカメラ車を挿入し穿孔位置まで移動させます。次にロボットカッターを挿入しTVカメラ車の映像を確認しながら移動させ、位置や角度を微調整して正確に穿孔します。
管の呼び径が800㎜以上ある場合は管内に人が入って人力で穿孔します。
アルファライナーは更生材の収縮によって開口部のズレが生じるなどの不具合が発生しないため、この作業も硬化後すぐに行え、工期の短縮につながります。

最新特殊工法が課題を解決

神野建設は様々なニーズにお応えするために日々研鑽を重ねています。
特に最新技術導入への挑戦と研究に力を注いでいます。
今回ご案内している「アルファライナー工法」は老朽化した既設管内に
更生材を挿入し、圧縮空気で既設管に密着させ、特定の波長の光を照射して硬化させます。
開削せずに老朽管を更生する画期的な工法です。
下記のようなご要望・ご心配をお持ちでしたら、是非ご検討ください。

  • 排水管が老朽化している。
  • 工場敷地内に埋設してある既設管を更生したいが、配管距離が長い。
  • 管更生を機に耐震強度も確保したい。
  • 開削して新品の管と交換するしか方法はないか?
  • 排水管の更生を短工期で終わらせてほしい。
  • 排水管の更生を低予算でお願いしたい。
  • 排水管の設置から20年以上が経つ。
  • 排水管の上に街路樹等の樹木が植えられている。
  • 近隣地で土地の陥没があった。
  • 地域環境への配慮を具体的にPRしたい。

よくいただくご質問

他社との相見積もりは可能ですか?

可能です。
ただし、アルファライナー工法を導入している企業が全国でも少数であることをご承知おきください。

全国的にも少ない企業しか導入できていない最新工法が、なぜ低価格でできるのですか?

一般的な管更生工事は土地を開削して埋設管を撤去し、新しい管を埋設する、という作業を行います。
そのため費用はもちろん、時間もかかってしまいます。
神野建設のアルファライナー工法は土地の開削を行わず、既設管の内側に更生管を造る工法ですので、工期も価格も従来工法よりカットできるのです。

施工管理体制はどのようになっていますか?

施工現場では「下水道管路更生管理技士」の資格保有者が管理を行っており、機械操作をするオペレーターは「アルファライナー工法技士認定証」取得者でなければならないなど厳しい規定があります。

品質は大丈夫ですか?

アルファライナーはドイツから技術導入し国内仕様に合わせて改良したものです。
また、更生材の呼び径や厚さは任意に設計できるため、施工現場の諸条件に合わせ他製造が可能という有利性もあります。

施工依頼を検討するので、もっと具体的に詳しく知りたいのですが。

担当者からより詳しく具体的にご説明させていただきます。
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また、よくいただくご質問とその回答をまとめたページもございますので、併せてご覧ください。

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